WEB化の中でも学生の心を掴め!~好印象企業の特徴は?~
新型コロナウイルスの流行が始まってから、約1年が経過しました。
その1年間で、新卒採用市場も大きな影響を受けました。
コロナ禍真っ只中に新卒入社として社会人デビューを果たした2020年卒学生。
行動が大きく制限される中で就職活動を走り切った2021年卒学生。
そんな先輩達の背中を見ながら、就職活動を走り出した2022年卒学生。
学生達は、“就職”という人生の大きな変わり目を、
この激動の1年間の中で迎えることになりました。
もちろん、そんな学生達を迎え入れる企業様におかれましても、
目まぐるしく動く情勢下において、思い通りにいかない歯がゆさや、
悩ましい思いをされたことと存じます。
さて、新卒採用市場に限らずですが、そのような1年間で大きく普及したのが、
「WEBツール」です。
説明会・面接・内定者懇親会、さらには入社後研修など、新卒採用のあらゆるフローにおいて、WEBツールの利用は欠かせないものとなっています。
2022卒学生 参加したインターンシップの開催形式
(出典:株式会社マイナビ 2022 年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査 集計結果報告)
インターンシップに参加した学生のうち、9割近い学生がWEB形式のインターンシップを経験しています。
また、約77%の学生は、対面形式よりもWEB形式のものに多く参加しているという結果となっています。
しかし、WEB化に際して、
リアルな学生のリアクションや雰囲気が分からない、
通信トラブルによって会話が中断されてしまった…など、
WEBだからこその様々な問題を経験された方も多いのではないでしょうか。
リアルな場でのフォローが難しいからこそ、
コミュニケーションに齟齬が生まれ、学生からの印象が下がってしまった…
といったケースも少なくはありません。
そんな中、果たしてWEB化の中でも学生から好印象をもたれる企業は
どういった企業なのでしょうか?
実際の学生の声とともにご紹介いたします!
①WEB版 職場見学・工場見学の場合
これまでは対面が前提であった、職場見学・工場見学にWEBツールを活用されている企業様も多くなっています。
zoomのようなツールを活用した、ライブ形式の見学会や、完全な録画形式の動画の配信など、様々な形式の見学会があります。
(出典:株式会社マイナビ 2022年卒 大学生 活動実態調査 (3月))
ライブ形式の見学会では、質疑応答や雑談も交えながらの見学会や、
その場にいた社員への声掛けなど、できるだけリアルに、かつ細かい部分の雰囲気を
感じることが出来るという点が、学生から好印象をもたれる理由のようです。
また、録画形式の場合では、見たいところを何度も繰り返し見ることができるので、
そこを便利に感じている学生も多いようです。
さらに、VRや、360°カメラ、SNSを活用している企業への声もありました。
新しい形式であり、印象に残りやすいという点に加え、
学生の目線に立ち、様々な工夫をしている企業への印象が高くなっているようです。
(出典:株式会社マイナビ 2022年卒 大学生 活動実態調査 (3月))
②WEB面接の場合
WEB面談・面接の場合では、「事前に通信トラブルの際の対応について連絡があった」
「接続状態の確認があった」「目線についての断りがあった」など、
通信状態についてや、画面越しのコミュニケーションに対する配慮が挙げられました。
(出典:株式会社マイナビ 2022年卒 大学生 活動実態調査 (3月))
また、繋がった瞬間にすぐ面接を始めるのではなく、
アイスブレイクなどの間を挟むことで、学生の緊張をほぐす工夫がなされています。
(出典:株式会社マイナビ 2022年卒 大学生 活動実態調査 (3月))
このように、学生の目線に立ち、不安を取り除く為の工夫をしている企業が、
学生から好印象をもたれていることが分かります。
まだまだコロナ影響により、WEBの活用は必須の状況が続いています。
弊社では、採用活動におけるWEBコンテンツの制作や活用に加え、
学生の心を掴む為の手法についてのご相談も承っております。
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執筆者
広告企画グループ マーケティング担当