学生は、採用ページに何を求めているの?
先日、こちらのコラムで、WEB化における、好印象企業の特徴についてご紹介いたしました。
今回は、コロナ影響により急激に需要が増えた、
「採用ホームページ」についてご紹介いたします。
【コロナ禍で、就職準備期間中に学生は何をしている?】
これまで、就職活動に向けた準備では、多くの学生が
「ボランティア活動を行う」「資格取得」
などといった、自己PRに直結するような課外活動を行っていました。
しかし、コロナウイルス流行の影響による移動制限や、資格試験中止等などによって、
例年のような動きが難しくなったのが、22卒学生です。
22卒学生は、そのような中で、どのように就職活動の準備を行っていたのでしょうか。
(出典:株式会社マイナビ 2022 年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査)
22卒学生が就職活動の準備として行ったこととして、
「自分の長所短所やアピールポイントについて考える」
「インターンシップ情報・就職情報サイトで企業検索をする」を挙げた学生が
21卒学生から大幅に増加しました。
緊急事態宣言などにより、移動に制限がかかる中、企業についての研究や自己分析など、
出来る範囲での活動に取り組んだ学生が多いことが分かります。
そして、最も割合が増加していたのは「気になる企業の採用ページを見る」であり、
3倍以上に増加しています。
学生にとっても、企業にとっても、採用ホームページの重要性は非常に高まってきていると言えます。
【学生は採用ホームページのどこを見ている?】
続いて、採用ホームページの中で、学生がよく閲覧しているコンテンツをフェーズ毎に紹介します。
(出典:株式会社ディスコ 2021 年卒 採用ホームページに関する調査)
インターンシップへの応募・参加時や、本選考への参加を判断する際には、
「事業内容・実績」が最も多くの割合を占めています。
しかし、本選考への参加を判断するフェーズでは、
「待遇・福利厚生・ワークライフバランス」が2番目に多く、
実際に選考を受けるのかを判断する中で、重要な要素であることが分かります。
エントリーシート作成時や面接前など、実際の選考フェーズに入ってくると、
「企業理念、トップメッセージ」「事業内容、実績」に加え、
「採用コンセプト、求める人材像」の割合も非常に高くなってきます。
選考に備えて、企業理解を深めていることがうかがえます。
そして、内定を承諾するかどうかを判断する際には、
「待遇・福利厚生・ワークライフバランス」が最も多く、
入社するかどうかを判断するにあたり、条件面などを改めて確認していると考えられます。
【採用ホームページは欠かせない存在に・・・】
多くの学生が、就職活動の中で採用ホームページを閲覧するようになっている今、
ホームページの整備はもちろん、学生が求める情報を充実させることが
非常に重要となってきています。
加えて、ターゲット学生に好印象を持たれるようなコンテンツや構成にすることで、
有効母集団形成の一助にもなるのではないでしょうか。
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企業様の採用ホームページ等の採用ツール制作のお手伝いもしております。
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執筆者
広告企画グループ マーケティング担当