【2023年1月最新】どうなる!?今年の中途採用!【市場予測】
お世話になっております。マーケティング担当です!!先日dodaより上半期市場予測が出てまいりましたので上半期の転職市場の予測をまとめてご紹介します。
【市場を一言でまとめると】
全体感で言いますと計測分野全てにおいて求人数が上昇との結果になり、業界/職種問わず難易度に関しては昨年の同時期と比較すると採用難度は上りそうです。
【経験者採用】に関していうと、人材紹介からの案件数の低下やコロナ初年度(2020年度)を底値として業績の回復などを理由に採用費が増加しているようです。IT業界からはエンジニアではなく、他の人事などの職種で経験者採用を目指す傾向があり、経験者はより重宝され全体として様々な職種での採用難度が上がっていく見込みです。
【未経験者採用】も競合が多く、コロナ初年度に採用を抑えていた事に反発して飲食、ホテル業界など多くの企業が参入しております。エンジニアの未経験者採用を引き続き強化する流れのIT企業も多く、人気なことから未経験者採用も競合が少ないということはなさそうです。
以下、業界毎の要点をまとめましたのでご覧ください。
目次
〈IT/通信〉
27年の崖問題(諸業務の基幹システムの保守終了する問題)が起因しシステムの切り替えを行わなければならず、ERP製品の需要が高まっています。そのため採用市場も活発になっております。また、人材紹介ニーズが高すぎるあまり、ミスマッチ/件数の低下なども求人広告ニーズの増加に起因してます。着目点は、下記2点です。
・いままで行ってこなかったITの企業群がSEのポテンシャル採用をはじめている点
・SE以外の分野を経験者採用している(例:人事など)
〈電気/機械〉
国内メーカーの主要産業が堅調である一方で、少子高齢化/団塊ジュニア層の引退/などの様々なものが影響し慢性的な人手不足になり市場も活発に反応しております。また、採用しようにも若年層の都心部での労働したい傾向からなかなか採用に繋がっていない事も、求人広告のニーズに繋がっております。着目点は、下記点です。
・リモートワーク/フレックスの導入がトレンド
〈化学/素材〉
自動車メーカーの回復傾向/EVなどの需要増から、川下のニーズが高まっています。特に半導体分野からの需要が想定されるため、既存事業の補強体制を整えている企業が増えており、その影響からも市場は反応しており、特に経験者採用が求められている場合にダイレクトリクルーティングのニーズに繋がっております。着目点は、下記点です。
・2022年度に推奨された設備投資などが起因して全体的な採用ニーズがしばらく存在する
〈建築/土木〉
2024年問題(労働基準法が改正された)が起因して従来のような残業形態が法律上で不可能に、人数を確保することが急務となり、非常に多い採用ニーズがあります。そのため市場も活況を迎えています。着目点は、下記点です。
・ライフワークバランスの充実化や給与の上昇など整備を始めた企業が急増
〈販売/サービス〉
EC、リユース、中食、ファストフードなどが在宅ワークの定着によって急成長を見せています。併せて採用ニーズが高まり市場は活発に動いています。着目点は、下記点です。
・IT企業の未経験者採用に人材をとられる
・同業界で採用する際の競合があまりにも多く厳しい環境
〈金融〉
具体的なデータは示唆されていないものの、様々な分野の職種においてのニーズが高まっているとの報告が出ています。また、現場感では第2新卒にシフトする動きも見られ市場としては採用ターゲットを明確かつ、自社採用の実績と符合する形で採用活動を行う事がカギになりそうです。
〈メディカル〉
CSOのMRや医療器械の営業、CROの需要が昨年度の傾向から引き続き、高っています。
経験者採用を避けて未経験者採用に踏み込む企業も増えており、ニーズの高さと採用難度の高さが顕著になっています。着目点は下記点です。
・リモートワークの導入企業が増加傾向
IDHの出来る事
以上になります。indeedなどの情報も見ていますが、やはり上位に入ってくる検索ワードとして『リモートワーク』が挙げられます。また、給与より働き方や福利厚生などを重視する傾向が、特に第二新卒層などによくみられる傾向になります。
自社の採用ターゲットや給与面など諸条件によって、広告をうつのかダイレクトリクルーティングの導入なのか、人材紹介で待つべきなのか変わってきます。オウンドメディアやソーシャルメディアの活用など採用の為に手を尽くしている現状の中、弊社のような総合広告代理店は対応すべく普段より活動しております。採用に関わるITツールの導入なども対応しておりますので、ぜひ一度弊社にお問い合わせくださいませ。
参考サイト:doda市場予測2023上半期
執筆者
広告企画グループ マーケティング担当