【2023年3月最新】転職求人倍率まとめ【中途採用】

お世話になっております。マーケティング担当です!!
本日は最新の中途採用市場情報をまとめました。効果が全く出ていない!内定出したのに採用が…と最近では多くご相談頂きます。採用までには様々な要素があるため、なかなか原因の特定とその対策が講じることが出来ていない企業様も多くいらっしゃることかと存じ上げます。
本日は最新の求人倍率のデータを元に今の市場感の整理をしていきます!

目次

①有効求人倍率(広告媒体)
②ピックアップ業種別求人倍率
③その他採用市場環境要因
④まとめ

①有効求人倍率(広告媒体)

まずは全体の有効求人倍率ですが、下記のようになっております。
過去の状況と比較しても圧倒的な売り手市場であることが分かります。
売り手市場では単純に競合に競り負けやすくなり、複数内定を保有しているため辞退率はあがり、広告効果も目立たなくなることから、全体的に採用出来ないと体感される企業様も多くなるわけです。

②ピックアップ業種別求人倍率

ここでは近年変動が激しい、IT、建築・不動産、人材サービスに絞ってお話させて頂きます。まずは、下記をご覧ください。

特にITや人材サービス業界において激しく難易度が増加しております。
SESの採用も業界として、実際にスキルをもった経験者層採用が激化しており、人材紹介の件数の低下や、広告効果の減衰が顕著なため、経験者を採用する最低の要件として、給与500万以上の提示/フルリモート対応、と言われております。
季節要因で12月の有効求人倍率が上がってしまう事は例年通りですが、人材業界では8.31ptとかなりの高水準であることからも、採用計画も絞ったかたちで運用する必要性がより高まっています。

③その他採用市場環境要因

外資系企業がベア(初任給の引き上げ)を行っていることから、追随して国内企業も規模を問わずベアを行っております。その影響から、競合と比べて給与が低くなる傾向にあるようです。
また、圧倒的な売り手市場ではありますが、求職者の数も昨年対比110%まで伸びてはいますので、より目立つことが重要になってきています。とはいえ単純に広告の企画を高くしても他社も同様の行動傾向がありますので、差異するのが難しく費用感も上がってしまうので、より費用感を抑えた別の選択肢も必要になってくるかと思います。

④まとめ

採用が著しく難しい職種は人材紹介やスカウト、専門サイトなどの活用がメイン、中難易度であれば広告媒体、難易度が低い職はindeed、AP領域は専門サイト、、、という様に区切って走るだけでは採用計画を達成できないというのが今の環境です。
1つの手法に固執しないことが肝要かと思われます。しかしながら王道の手法を辞める必要もありませんので、もうワンアクションが追加であるとよいでしょう。
では、何を追加すべきなのか。それは個社ごとに違った答えになりますので、一度弊社というツールを使い考え方のアップデートをして頂ければ幸いです。

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参考サイト:doda転職求人倍率レポート(2023年2月)

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広告企画グループ マーケティング担当