『同じ釜の飯を・・・』は古い?
大手企業では、来年4月入社の約7割が内定式がオンライン。
(参照元:
来春入社予定者の内定式、大手人気企業では、約7割がオンラインで開催。(2020/10/01)
株式会社ヒューマネージは、2021年3月卒予定の大学生、大学院生を対象とした内定式について、企業動向の調査結果を発表。
調査結果によると「オンライン開催」が約6割を占めた。
2021年3月卒予定の新卒採用では、新型コロナウイルスの影響により急速にオンライン化すすんでいる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000055068.html)
また、今年の4月入社の新卒1年目の社会人でも、
出社を数えるほどしかしていないという人も多いかもしれない。
同じオフィスに出社し、空間を共有し、ともに時間を過ごしていく
同期同士でランチや定時後に交友を深める、
いわゆる『同じ釜の飯を食う』という発想は時代遅れになりつつあるのだろうか。
コロナウィルスの感染拡大の影響を感じずにはいられない。
ZOOMでの打ち合わせや会議が当たり前になり、
オンライン化のメリットを実感することが多いのは確かで、
より効果的な活用方法を探していくべきだ。
ただ、物理的な空間を共有すること(もちろん感染症の防止対策は徹底した上で)の
意味や価値はやはり大きいのではないかとも考えられる。
特に、学生から社会人へ、環境や立場が変化する中では、
物理的に『身近な』存在に、勇気づけられたり、刺激あったりすることを
多くの先輩たちは経験している。
(少なくとも個人的には、自分の同期メンバーには感謝をしている。
目に見える形でも、陰ながらでも、彼ら・彼女らに支えられていたと強く実感している)
オンラインか対面か、在宅か出社かという二者択一ではないけれど、
状況にあわせてそれぞれのメリット・デメリットを冷静に考える習慣をつけて、
なにか大切なものを見落としてしまうことがないよう心掛けたいものだ。
執筆者