23卒総決算!!振り返りと24卒以降への課題《新卒お役立ち情報》
お世話になております!!マーケティング部です!
内定式を今週にやるor月曜に行った、企業様も多いかと存じ上げます。
今回は総振り返り編として、23卒がどういった年だったのか、24卒、25卒と続いていく新卒採用はどう変化していき、どう対応していくべきなのか?そういった情報をデータと共にご紹介いたします。
全体として、今年の新卒は厳しかったというお話は22卒の段階で出てきて今年度からギアをもう一段階上げた採用活動をされてらっしゃた企業様も多いかと存じ上げます。しかし、最終的な歩留まりの部分には未だに多く悩まれていらっしゃるようです。
まず、下記図をご覧ください。
新卒採用に関しては昨年比+6ptの企業が増やしたと回答しております。また減らしたという企業は
-4ptになっております。なので単純に新卒採用に関して熱度が上昇していると考えられます。
また、以前のコラムにも載せましたが下記図をご覧ください。
計測開始段階で、既に5ptも多くの学生が内定を獲得し、そのまま5ptオンした状態で推移しています。採用の早期化には離脱の恐れがある一方、手間はかかるものの接触機会を多くすればより志望度合いも高まることかと思います。
そして学生との接触機会を増やした方が良い理由がもう1点あります。
それは昨年比で+7ptもの学生が3社以上の内定を保有していた点にあります。
全体でいうと6割もの学生が選べる状態(2社以上内定保有)で就職を行っております。その中で差をつけていく必要があるかと思います。毎回辞退対策で効果があったと感じられるものの上位に入る、懇談会と先輩との面談に関しては定期的な打診が必要となるかと考えられます。
ではこれらの振り返りをしたうえで24卒の傾向についてですが、上場企業に特に顕著に見られる傾向になりますが、マイナビによると実に+15.7ptの企業が採用人数の増加を計画しております。これにより昨年よりも採用難度に関しては上昇される見込みになっております。
では、これらの情報を踏まえたうえで今後の新卒市場が落ち着く時が来るか、という疑問も出てくるかと思います。しかし、その答えは恐らく落ち着くことはないかと考えられます。理由として、
①25の崖(25年のIT人材の著しい不足問題)
②30年問題(2030年の64万人労働人口不足問題)
上記2点の社会的問題があります。確かに、一昨年は新卒に踏み切らなかった企業や、積極性を抑えた採用をした企業も多かったです。しかし、コロナウィルスに関わる情勢の安定化もあり、積極採用に結び付く企業が多いのかと思われます。
中途採用市場も低迷中の昨今。ひとつの方法やツールにこだわりすぎてしまうと、思った結果が出ず、ひいては御社全体の事業計画にも影響がでてくるかもしれません。単純に手法を変えるのか、増やすのか、適正化を行うのか、色々な選択肢の中で答えを探すのは至難のことかと思います。ですので、既存の考えや手法とは一つ違った意見を取り入れての行動を強く推奨しております。
弊社は総合広告代理店になります。既にお取引先があったり、現状問題を強く感じない場合もあるかとは存じ上げます。しかし、今後10年の御社の益々の発展という観点において、ぜひ一度弊社にご相談いただければと考えております。
参照URL | https://saponet.mynavi.jp/column/detail/20220927175315.html |
執筆者
広告企画グループ マーケティング担当 野口